現在、HIV感染症は、医療の進歩と共に死の病ではなく、
一生薬を飲み続ければ発症しないという慢性疾患になってきており、薬害HIV感染被害者も高齢になってきている現状があります。
当協会では、薬害HIV感染被害当事者が立ち上げた社会福祉法人はばたき福祉事業団の依頼を受け、
2014年より被害者救済施策の中の取り組みとして「健康訪問相談事業」の実施に協力してきました。
この事業は、希望した薬害HIV感染被害者に対して訪問看護ステーションが月1回程度、医療行為を伴わない健康訪問相談を行うというものです。
健康訪問相談を行うに当たっては、国立国際医療研究センターエイズ治療・研究開発センター(ACC)のエキスパートが事前に、研修を行う他、困った時のフォローアップ体制があります。
つきましては、会員訪問看護ステーションの皆様に、
薬害HIV感染被害者たちが安心・安全に地域での長期療養を送れるように、当事業にご協力いただきたくお願い申し上げます。
登録のお申し込み次の申込用紙をプリントし、ファックスにて全国訪問看護事業協会にお送りください。