「医療処置のある重症児の在宅療養に伴う他職種連携に関する事例検討会」のご案内

 医療処置を必要とする重症心身障害児・者(神経・筋疾患児を含む)が地域でよりよく生活していくためには、医療・福祉・教育の多岐にわたる多様なサービスの利用を必要としています。
しかし、社会資源をマネジメントし、適切な利用を促進するための相談機関やその職種がわかりにくく、地域生活を送ることが困難な実情が少なくありません 。
 全国訪問看護事業協会では、平成21年度厚生労働省障害者保健福祉推進事業(障害者自立支援調査研究プロジェクト)

「障害児の地域生活への移行を促進するための調査研究事業」(主任研究者:聖路加看護大学教授 及川郁子)において、
他職種や関係機関とうまく連携をはかり、地域生活への移行を促進するための検討を行っております。今回は、その一環として事例検討会を企画致しました。
病院・施設・利用者からの質問紙調査、ヒアリング調査などを元に、連携事例を紹介させていただき、
「医療処置のある重症児の在宅ケアに関わる他職種連携」について意見交換を行いたいと思います。
小児の在宅ケアに関わる福祉職、医療職の多くの方々にご参加いただきたく、ご案内申し上げます。

医療処置のある重症児の在宅療養に伴う他職種連携に関する事例検討会
日時 2010年2月6日(土)
対象者 在宅及び在宅移行に関わっている病院・施設・訪問看護ステーションの方
場所 AP西新宿(JR新宿駅徒歩6分)
定員 100名
参加費 無料
申込書 「医療処置のある重症児の在宅療養に伴う他職種連携に関する事例検討会」申込書(PDF)
プログラム

10:00 開会
10:00~10:15 主催者挨拶 社団法人 全国訪問看護事業協会常務理事 上野 桂子 氏
主任研究者 聖路加看護大学教授 及川 郁子 氏
10:15~11:10 事例報告  退院時のケース・在宅生活が安定しているケース・在宅連携の難しいケース
11:10~12:30 グループでの意見交
12:30~13:30 昼食休憩
13:30~15:20 講演「医療処置のある小児の在宅及び在宅移行における多職種連携のあり方について」
講師 北信圏域障害者総合相談支援センター 常務理事 福岡 寿 氏
15:20~15:50 全体討議
15:50~16:00 閉会の挨拶
16:00 閉会